洋菓子店員刺殺 自殺した元交際相手を殺人容疑で書類送検 東京・中野

洋菓子店員刺殺 自殺した元交際相手を殺人容疑で書類送検 東京・中野

警視庁=米田堅持撮影

 東京都中野区のマンションで8月、住人の洋菓子店員、野口麻美(まみ)さん(38)が刺殺された事件で、警視庁野方署は15日、事件直後に自殺した元交際相手で別の洋菓子店長、高橋宏征(ひろゆき)容疑者(34)=同区=を殺人や住居侵入などの疑いで東京地検に書類送検した。

 送検容疑は8月30日午前3時45分ごろ、マンション2階の野口さん宅に脚立を使ってベランダから侵入し、野口さんの頭や背中などを包丁で刺して殺害したとしている。傷は計23カ所に上り、死因は肺の損傷による窒息と失血だった。

 同署によると、高橋容疑者は同日朝、現場から約2キロ離れた自宅マンションの敷地内で死亡しているのが見つかった。着衣から野口さんの血液が検出され、ベランダに高橋容疑者のものとみられる足跡が残っていた。包丁は事件の4日前、脚立は前日に購入していた。

 高橋容疑者は野口さんに暴行したとして、2019年8月に傷害容疑で書類送検された。今年8月の事件前には、周囲に「周りが自分に冷たくなったのは、あいつが悪口を言ったから」などと一方的に恨みを募らせていたという。【鈴木拓也】

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