河井案里被告公判 夫の克行議員を22日から証人尋問 現金提供の趣旨など注目

河井案里被告公判 夫の克行議員を22日から証人尋問 現金提供の趣旨など注目

河井案里参院議員(左)と克行元法相

 2019年の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件で、公職選挙法違反に問われた元法相の衆院議員、河井克行被告(57)の妻で初当選した案里被告(47)の公判が15日、東京地裁(高橋康明裁判長)で開かれ、地裁は、22、23、28日に克行議員の証人尋問を実施することを決めた。

 22、23日は検察側が質問する。克行議員と案里議員が共謀したとされる地方議員5人への現金提供の趣旨などについて尋ねるとみられる。弁護側の反対尋問は28日に行われる予定。克行議員は9月15日に弁護人を解任し、案里議員と公判が分離されている。

 15日は安井裕典・広島県議(69)の証人尋問もあり、現金が入っているとみられる封筒を案里議員から2回、克行議員から1回、それぞれ差し出されたが、いずれも拒否したと述べた。案里議員とは19年4月中旬に県議会棟の会議室、5月16日に飲食店で面会し、克行議員とは投開票3日前の7月18日にホテルの会議室で会ったが、いずれも買収になると思い、受け取らなかったという。尋問は、音声と映像を広島地裁とつなぐ「ビデオリンク方式」で行われた。【遠山和宏】

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