フジテレビ「オウム松本死刑囚ら死刑執行」BPO審理入り

フジテレビ「オウム松本死刑囚ら死刑執行」BPO審理入り

フジテレビ=東京都港区で2019年4月、嶋野雅明撮影

 放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送人権委員会は16日、フジテレビが昨年7月6日に放送した報道特別番組「オウム松本死刑囚ら死刑執行」について審理入りすると発表した。決定は15日付。

 番組は約1時間半の生放送で、オウム真理教事件の松本智津夫元死刑囚ら7人の死刑執行を速報。各拘置所からの中継、被害者遺族らの会見などをはさみながら、フリップに並べた同事件の死刑囚13人の顔写真の上に「執行」シールを順次貼り付けて伝えた。松本元死刑囚の三女が、「人の命を奪う死刑執行をショーのように扱った」ことで遺族の名誉感情を害されたなどとして、人権委に申し立てていた。

 フジテレビは、生放送の時間的、技術的制約の中で、複数の死刑囚の執行情報をできるだけ視聴者に分かりやすく伝えたと説明し、人権侵害に当たらないと反論している。【佐々本浩材】

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