インコに避妊具かぶせるなどの虐待 男に罰金20万円判決 名古屋簡裁

インコに避妊具かぶせるなどの虐待 男に罰金20万円判決 名古屋簡裁

インコ虐待の男に罰金20万円

インコに避妊具かぶせるなどの虐待 男に罰金20万円判決 名古屋簡裁

名古屋高地裁合同庁舎=名古屋市中区で、川瀬慎一朗撮影

 飼っていたインコを虐待したとして、動物愛護法違反の罪に問われた住所不定、無職の男(34)に対し、名古屋簡裁(上杉誌朗裁判官)は18日、罰金20万円(求刑・罰金20万円)を言い渡した。刑が確定しても、未決勾留日数を1日5000円換算で罰金額に算入するとしており、約3カ月勾留された男は金を支払う必要はない。

 判決は「怒りにまかせた自己中心的で短絡的な犯行。動物愛好家の心に深い傷を負わせた」と指摘した。

 判決によると、男は6月22日ごろ、名古屋市内の当時の自宅で飼育していたインコに避妊具をかぶせて動けなくした上で、棒を押しつけるなどの虐待行為をした。

 社会的関心の高さから公判は全て、より多くの人が傍聴できる名古屋高地裁合同庁舎で開かれた。

 男は虐待の様子を会員制交流サイトに投稿し、動画を見た愛鳥家が愛知県警に相談して事件が発覚。インターネット上では愛鳥家の間で厳罰を求める署名活動が広がり、名古屋簡裁宛てに1万1000人以上分の嘆願書が提出された。ネットに動物の虐待動画を投稿するなど悪質な事例が後を絶たないため、今年6月に厳罰化された改正動物愛護法が成立しているが、まだ施行されていない。【川瀬慎一朗】

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