「真実を問いただす」元秘書が石崎衆院議員を提訴 石崎氏「反訴を検討」

「真実を問いただす」元秘書が石崎衆院議員を提訴 石崎氏「反訴を検討」

提訴後記者会見する元秘書の男性=新潟市中央区で2020年11月18日午前9時14分、露木陽介撮影

元秘書への暴行事件で自民党を離党した石崎徹衆院議員(36)=比例北陸信越ブロック=を巡り、元秘書の新潟市の30代男性が18日、石崎氏に損害賠償と未払い賃金の支払いなど計1008万円を求めて新潟地裁に提訴した。【井口彩、露木陽介】

 訴状によると、男性は2018年9月に石崎氏の秘書になった当初から月に1、2回程度の暴行を受け、19年3月以降は頻度が増加。走行中の街宣車や事務所で男性の頭部や足を殴ったり蹴ったりしたほか、「知的障害者」「死ね」などと繰り返し、不眠症状などの精神的苦痛を与えたとしている。また、自身のブログで男性がミスをしたとの内容を書き込み、名誉を毀損(きそん)したとしている。

 石崎氏は男性に対する2件の暴行罪で略式起訴され、新潟簡裁が罰金20万円の略式命令を出した。石崎氏は「示談金の支払いを済ませ、和解の方向で調整している」との主張をツイッターなどに投稿したが、男性は否定していた。

 男性は新潟市中央区で記者会見し、「彼を法廷に引っ張り出して、真実を問いたださなければと提訴した」と経緯を説明。石崎氏から謝罪が一切ないとも明らかにした。「大人として恥じないよう、きれいな戦い方をしてほしい」と求め、和解については「応じられるような友好関係にない」と拒否する方向だ。

 石崎氏は毎日新聞の取材に「事実と異なる誇大な主張をマスコミなどを通じて繰り返し、選挙妨害をしてきた点などを含めてこちらも民事賠償など反訴を検討している」とコメント。訴状に書かれた暴行などの有無は「訴状を見ていないが、事実と異なる主張がたくさんある」と話した。

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