宝塚若手娘役、星蘭ひとみさんが専科に異動 映像中心に活動へ

 宝塚歌劇団は30日、星組若手娘役の星蘭(せいら)ひとみさんが、映像を中心に活動するため、12月23日付で専科に異動すると発表した。現役のタカラジェンヌが、舞台外の活動を前提として異動するのは、近年では異例。異動後の出演作は現時点で未定だという。

 星蘭さんは2015年に初舞台を踏み、星組に配属。同年放送のNHKドラマ「経世済民の男 小林一三」後編にタカラジェンヌ役で出演した。舞台では、入団7年目までの若手が出演する新人公演で、ヒロインを2回務めている。

 同劇団と映像作品をめぐっては、1956年に「映画専科」が設立され、今年亡くなった俳優の八千草薫さんや俳優で元参院議長の扇千景さんが映画を中心に活動していた例がある。映画専科が解消された後も、黒木瞳さんが入団直後に情報番組にレギュラー出演するとともに、映画「南十字星」に出演。94年には、当時雪組の若手娘役だった純名(じゅんな)里沙さんが、NHKの連続テレビ小説(朝ドラ)のヒロインに起用されたこともあった。

 ただ、現在の専科に所属する13人は、いずれも入団17年目以上のベテランで舞台を中心に活動している。星蘭さんのような若手が所属するのは珍しい。【小玉沙織】

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