ヘビが好物、元気に育って コウノトリ3羽巣立つ 福井・小浜

ヘビが好物、元気に育って コウノトリ3羽巣立つ 福井・小浜

福井県小浜市国富地区の巣塔から巣立ちしたコウノトリの幼鳥3羽=巣塔付近で、同市提供

 福井県小浜市は、同市国富地区の巣塔で生まれた国の特別天然記念物のコウノトリ3羽が14日午後2時過ぎに巣立ちしたのを確認したと発表した。3羽は今年5月6日に生まれ、同市内では57年ぶりのヒナ誕生となっていた。

 市によると、3羽とも巣塔近くの空き地に降り立っているのが観察され、元気な様子という。識別用の足環を6月に装着した際、採取した羽毛でDNA鑑定したところ、3羽ともオスと判明した。

 県自然環境課によると、幼鳥は当面、巣塔付近のあぜなどで餌を親鳥から与えられたり、自分で捕ったりして過ごす。ドジョウ、カエル、バッタなどの昆虫類を食べ、特にヘビが好物という。1日に食べる量は約500グラムで、それが可能な豊かな田園環境が前提となる。秋ごろになると若鳥が群れる行動が見られることがあるという。【大島秀利】

関連記事(外部サイト)