大阪府「ステージ4」に 新たに491人感染 2カ月ぶり400人超

大阪府「ステージ4」に 新たに491人感染 2カ月ぶり400人超

大阪府庁周辺=大阪市中央区で、本社ヘリから加古信志撮影

 大阪府は21日、新型コロナウイルスの感染者が新たに491人確認されたと発表した。前週水曜(14日)の349人から142人増えた。1日当たりの新規感染者数が400人を超えるのは緊急事態宣言が発令されていた5月22日(406人)以来、約2カ月ぶり。

 直近1週間の新規感染者数(人口10万人当たり)は25・5人となり、国の分科会指標で最も深刻な「ステージ4(感染爆発)」に達した。6月22日には7・4人にまで低下するなど、6月上旬〜7月上旬には「ステージ3(感染急増)」を下回っていたが、宣言発令当時の水準にまで感染が再拡大している。

 一方、21日現在の重症者数は45人。第4波で新規感染者数がステージ4に達した3月末の90人前後に比べると半数程度に抑えられている。高齢者を中心としたワクチン接種の効果が表れているとみられる。

吉村知事「宿泊療養先2000室増やす」

 また、吉村洋文知事は21日、コロナ患者の宿泊療養先として府が確保するホテルの部屋数を現在の約4000室から約6000室に増やすと表明した。インド由来のデルタ株に備えるとともに、入院を必要としない患者を宿泊療養させることを徹底する。常駐する看護師の確保を進めており、8月中の準備完了を目指す。

 府によると、第4波では最大1800人超が宿泊療養先で過ごした。ただ、入所決定に必要な患者の症状や療養先の空室情報を保健所や府本庁などが主にメールでやりとりしており、作業の増大で患者が長期間、自宅待機を余儀なくされるケースが相次いだ。このため、必要な情報を一元管理するシステムを7月26日から稼働させ、速やかな入所につなげる。吉村知事は「宿泊療養により、できるだけ重症化を防ぎたい」と述べた。【矢追健介、鶴見泰寿】

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