JDI元幹部が自殺か 資金着服、不適切会計処理疑惑で内部調査中に

JDI元幹部が自殺か 資金着服、不適切会計処理疑惑で内部調査中に

JDIの工場=石川県白山市

 経営再建中のジャパンディスプレイ(JDI)の元経理担当幹部が会社の資金約5億7800万円を着服していた問題で、この元幹部が東京都内で死亡していたことが捜査関係者への取材で判明した。自殺を図ったとみられる。

 JDIによると、元幹部は取引実態のない会社に業務委託費などの名目で不正送金したり、収入印紙を不正取得して換金したりする方法で、2014年7月〜18年10月に不正経理を繰り返し、約5億7800万円の会社の資金を着服したという。昨年12月に懲戒解雇され、JDIが今年8月に警視庁に告訴していた。捜査関係者によると、元幹部は先月下旬に自殺を図ったとみられ、その後、病院で死亡した。

 JDIは11月27日、元幹部から着服とは別に「過年度決算について不適切な会計処理を行っていた」との通知があったと発表。元幹部は当時の経営陣からの指示だったと主張し、JDIが内部調査を始めていた。【佐久間一輝、斎藤文太郎】

関連記事(外部サイト)