兵庫県が就職氷河期世代採用へ 都道府県では愛知に次いで2例目

兵庫県が就職氷河期世代採用へ 都道府県では愛知に次いで2例目

兵庫県庁=神戸市中央区で2019年3月2日、井上元宏撮影

 兵庫県は2日、高校、大学卒業時にバブル崩壊後の採用難に直面した「就職氷河期世代」を県職員として採用する考えを明らかにした。10人程度を見込んでおり、井戸敏三知事は「経営者の団体に働きかけるなどして民間に広がるよう期待する」としている。

 対象は来年4月1日時点で35〜45歳で、学歴や職務経験は不問。募集する職種は、一般事務5人▽総合土木3人▽警察事務1人▽教育事務1人。受験は今月3〜18日に申し込みを受け付け、来年1〜2月に神戸市内で筆記、面接試験を予定している。合格発表は2月28日。

 井戸知事は「即戦力を期待するだけでなく、就職氷河期対策を兼ねており、採用人数の若干増も考える」と述べた。県人事委員会任用課によると、都道府県では愛知県に次いで2例目。和歌山県が来春の採用で「氷河期枠」を設ける予定という。

 兵庫県内では今年、宝塚、三田両市が同様の採用試験をし、求人に対して400倍を超える応募があり、注目を集めた。【春増翔太】

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