通学路の事故、子どもを守れ 持ち運びオービス運用開始

通学路の事故、子どもを守れ 持ち運びオービス運用開始

通学路に設置された可搬式速度違反自動取り締まり装置=堺市堺区三宝町5丁の三宝小学校前で、2019年12月3日、安元久美子撮影

 大阪府警は3日、持ち運びが可能な「速度違反自動取り締まり装置」(可搬式オービス)の運用を始めた。設置にスペースがいらず、違反車両を停車させずに取り締まりができるのが利点。道幅が狭い通学路や住宅街などでの活用が期待される。

 従来は、速度違反を確認して車を停車させ、広い場所に誘導して交通反則切符を交付していた。そのため、複数の警察官の配置や、停車場所を確保する必要があった。

 今回導入した可搬式オービスは、速度違反を感知すると車のナンバーや運転手を自動で撮影。違反車の所有者に後日通知する仕組みのため、狭い道での取り締まりが可能となった。

 この日は、堺市堺区の市立三宝小学校の通学路に設置。ラッシュを避ける抜け道として登下校中の交通量が多い場所だという。堺署の岡田孝治交通課長は「新しい装置で通学路の事故から子どもを守りたい」と語った。【安元久美子】

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