東京・暴行死 男児の肺に水なし、容疑者が溺死偽装か 死因は内臓の失血

東京・暴行死 男児の肺に水なし、容疑者が溺死偽装か 死因は内臓の失血

警視庁深川署に入る渡辺雄二容疑者(右から2人目)=東京都江東区で2019年12月3日午後8時4分、大西岳彦撮影

 東京都江東区豊洲1のタワーマンションで9月、同居する母の交際相手に男児(当時3歳)が暴行を受け死亡したとされる事件で、男児の肺の中にはほとんど水が入っていなかったことが捜査関係者への取材で判明した。傷害致死容疑で逮捕された会社員、渡辺雄二容疑者(34)は当時、「(男児が)風呂に浮いている」と自ら119番しており、警視庁捜査1課は渡辺容疑者が溺死を装った可能性があるとみて慎重に調べている。

 同課によると、男児に目立った外傷はなかったが、解剖の結果、死因は腹部に何らかの力を加えられて内臓を損傷したことによる失血死だった。渡辺容疑者は駆けつけた救急隊などには「風呂に入れている最中に目を離し、1人にしてしまった」などと説明していたという。

 渡辺容疑者は今春ごろから自身の長男と男児、男児の母の4人で暮らしていた。事件当時、男児の母は海外出張中で不在だった。【山本佳孝、土江洋範、最上和喜】

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