宮城の台風被害、山形が支えます 災害ごみ処理開始 福島、栃木分も

宮城の台風被害、山形が支えます 災害ごみ処理開始 福島、栃木分も

宮城県角田市から搬入された可燃ごみ=中山町で2019年12月3日午後1時46分、的野暁撮影

 10月の台風19号で大きな被害を受けた宮城県角田市の災害廃棄物の受け入れが3日、山形県中山町の民間ごみ処理施設で始まった。同県で、台風19号に伴う廃棄物を受け入れるのは初めてという。

 同町土橋の東北クリーン開発(山形市)の焼却施設「北ノ沢事業所」にはこの日、10トントラック2台で家具や木くず、プラスチックなど、可燃性災害ごみ計約15トンが運び込まれ、焼却処理も始まった。来年3月まで1週間あたり約30トンずつ受け入れる計画で、焼却後は町内の同社の埋め立て地に運ぶ。

 同県循環型社会推進課によると、角田市の災害廃棄物は今後、他の二つの焼却施設でも受け入れる予定で、環境省や自治体と調整している。同県内では福島、栃木両県からの災害廃棄物も受け入れる方針。

 同課の青木政浩主幹は「(山形)県内でも被害があり、行政ではなく民間にお願いした。東日本大震災の経験も生かされたと思う。可能な限り支援していきたい」と話した。東北クリーン開発の井上洋輔常務は「少しでも復旧の足がかりになればと思う」と語った。【的野暁】

関連記事(外部サイト)