紀伊半島最西端で夕日を 日ノ御埼灯台、9月から月1回公開

紀伊半島最西端で夕日を 日ノ御埼灯台、9月から月1回公開

灯台前で田辺海上保安部の上野春一郎部長(右)から承認書や鍵を受け取る小薮清信理事長ら=和歌山県日高町阿尾で2021年8月26日、山本芳博撮影

 紀伊水道に沈む夕日のスポットとして有名な紀伊半島最西端の日ノ御埼(ひのみさき)。海に突き出た、その絶景の高台に建つ日ノ御埼灯台(和歌山県日高町阿尾、高さ約17メートル)の一般公開が、19日から始まる。

 事業を請け負うのは、美浜町三尾地区でミュージアムや食堂などを運営するNPO法人「日ノ岬・アメリカ村」(小薮清信理事長)。灯台は海上保安庁が所管していて、NPOが田辺海上保安部に申請し、事業が承認された。新たな観光資源として、地域活性化を図る狙いだ。

 8月26日、灯台前で承認書授与式が行われた。保安部の上野春一郎部長から承認書や鍵を受け取った小薮理事長は「貴重な財産を任されることは、NPOの活動にとってもありがたい話なのでうれしい」と述べた。

 公開は午後2時半〜午後5時半。その後も毎月1回、第3日曜日の同時刻の公開を予定している。荒天時は中止する。灯台内部に入り、階段で展望台に上がると、天気が良ければ淡路島や大鳴門橋などが見えるという。これまでの公開は、灯台記念日(11月1日)のイベントなどに限られていた。入場には寄付金700円が必要。問い合わせは同NPO(0738・20・9015)。【山本芳博】

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