パンダの永明が29歳に 人間なら90歳近く、体調良好 和歌山

パンダの永明が29歳に 人間なら90歳近く、体調良好 和歌山

プレゼントされた竹を食べる永明=和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドで2021年9月14日午前9時5分、竹内之浩撮影

 和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」で暮らす雄のジャイアントパンダ「永明(エイメイ)」が14日、29歳の誕生日を迎えた。同施設から好物の竹と「29」をかたどった氷がプレゼントされた。

 永明は1992年に中国・北京動物園で生まれ、94年に来園。2001年から昨秋までに同施設で生まれた16頭のお父さんパンダで、「飼育下で自然交配し、繁殖した世界最高齢のジャイアントパンダ」の記録を持つ。さらに孫が23頭、ひ孫が3頭いる。人間に換算すると90歳近いが、1日15キロの餌を食べ、42本の歯もそろったままで、健康状態は良好という。

 パンダは暑さに弱く、夏は屋内で過ごしていた。この日、屋外運動場には好みにうるさいグルメな永明のために6種類の竹が用意された。約3カ月ぶりに屋外に出て落ち着かなかったのか、竹が口に合わなかったのか、永明は少し食べただけで運動場を歩き回っていた。

 飼育スタッフの品川友花さん(39)は「お母さんパンダの良浜(ラウヒン)が気がきついのに対し、永明は優しい性格で、そこが子だくさんの理由かも。大病をせず、長生きしてほしい」と話した。【竹内之浩】

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