送迎バス熱中症死 保育園側が改善報告「保護者の送迎を原則に」

送迎バス熱中症死 保育園側が改善報告「保護者の送迎を原則に」

倉掛冬生ちゃんが取り残されていた双葉保育園の送迎バス=北九州市八幡西区の福岡県警折尾署で2021年7月31日午後3時4分、成松秋穂撮影

 福岡県中間市の双葉保育園の送迎バスに取り残された男児が熱中症で死亡した事件を巡り、園を運営する社会福祉法人「新星会」は14日、県と市が出した児童福祉法などに基づく改善勧告に対する報告書を提出した。園側は報告書に園長の他、法人理事長を兼務する主任保育士も退任すると明記。その上で「理事長は保育士以外の役職でも園に残らない」と口頭で説明し、「今後送迎バスは運行せず、保護者による送迎を原則としたい」との方針も伝えた。

 園側は10日に報告書を提出したが、県と市が「改善が不十分」として再提出を求めていた。14日の報告書では、責任の明確化に加え、園児の出欠確認の徹底面でも改善がみられたため、県と市は報告書を受理した。【光田宗義、奥田伸一】

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