トランスジェンダーの人権と尊厳訴え 新宿で国内初のトランスマーチ

トランスジェンダーの人権と尊厳訴え 新宿で国内初のトランスマーチ

新宿の街中を歩きながらトランスジェンダーの尊厳などを訴える「トランスマーチ」の参加者たち=東京都新宿区で2021年11月20日午後2時37分、藤沢美由紀撮影

 トランスジェンダーの人権と尊厳を訴えるパレード「トランスマーチ」が20日、東京都新宿区で行われた。トランスマーチが国内で実施されるのは初めて。約400人の参加者が差別への反対を訴えるプラカードなどを掲げながら約1・7キロを歩いた。【藤沢美由紀/デジタル報道センター】

 トランスジェンダーとは、出生時の戸籍の性別とは異なる性別を自認する人を指す。今回のトランスマーチは、トランスジェンダーのアクティビストの浅沼智也さん(32)と畑野とまとさんが企画し、「国際トランスジェンダー追悼の日」である11月20日に合わせて開催された。

 海外では、嫌悪や偏見によってトランスジェンダーの人たちが殺害される事件が起きている。日本でも近年、インターネット上での攻撃が激しくなっており、就労など日常生活での差別や排除が指摘されるほか、当事者が自死に追い込まれるケースもある。

 参加者は出発地点の新宿中央公園に集合。浅沼さんはパレードに先立って「私たちはともに生きています。トランスジェンダーの人たちも生きやすい社会になるよう願っています」とスピーチした。

 参加者は新宿駅周辺やビル街を歩きながら、トランスジェンダーのプライドを表現した水色、ピンク、白のフラッグや、「トランスヘイトを許しません」などのメッセージを高く掲げた。

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