生野銀山で「シュトーレン」蔵出し 坑道内で3カ月熟成、風味良く

生野銀山で「シュトーレン」蔵出し 坑道内で3カ月熟成、風味良く

生野銀山の坑道(後方)内から蔵出しされたシュトーレン=兵庫県朝来市生野町で2021年11月19日午前11時4分、松田学撮影

 兵庫県朝来市生野町の史跡・生野銀山で19日、坑道内に「蔵入れ」されていたクリスマス菓子・シュトーレンが取り出された。養父市の洋菓子メーカー「カタシマ」が8月18日に入れていた。

 ずっしりとしたパン生地にドライフルーツなどを練り込んだドイツの伝統的クリスマス菓子で、11月の最終日曜から少しずつスライスして食べていき、クリスマス当日を迎えるという。

 カタシマでは、2010年から本場の製法に基づいて焼き上げ、年間を通して気温が13度と安定している生野銀山の坑道内で3カ月間寝かせている。適度な湿度もあって冷蔵庫に置くよりも風味良く仕上がるという。

 蔵出しされたシュトーレンは、表面にコーティングされた砂糖がきれいなアメ色になり、ほどよく熟成したことを示していた。チーフパティシエの足立晃一さん(44)は「生地にしっかり味が染み込み、今年もおいしいのができた」と太鼓判を押した。

 1本(長さ23センチ、重さ約500グラム)4500円。600本限定で、養父本店(079・664・0351)をはじめ豊岡、丹波、福知山各店、オンラインショップで販売する。【松田学】

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