信号機のない横断歩道 佐賀、約8割が一時停止せず JAF調査

信号機のない横断歩道 佐賀、約8割が一時停止せず JAF調査

写真はイメージ=ゲッティ

 日本自動車連盟(JAF)は、信号機がない横断歩道を歩行者が渡ろうとする際、車がどれだけ一時停止しているかを全国調査した県別結果を公表した。佐賀県は21・7%で、全国平均の30・6%を8・9ポイント下回る47都道府県中ワースト11位。県では78・3%が一時停止をしていない実情が明らかになった。

 調査は8月11〜30日、全国94カ所(各都道府県2カ所を抽出)の信号機のない横断歩道で実施。平日午前10時〜午後4時、JAF職員が実際に横断して調べた。最も停止率が高かったのは長野県の85・2%で、最も低かったのは岡山県の10・3%だった。

 佐賀県の一時停止率は8・0%(2018年)、20・9%(19年)、18・1%(20年)、21・7%(21年)と低いレベルで推移している。

違反点数は2点で普通車反則金9000円

 道路交通法は、信号機のない横断歩道に歩行者がいる場合、車は必ず一時停止し道を譲らなければならないと定めている。違反点数は2点で、反則金は大型車が1万2000円、普通車で9000円が科せられる。

 JAF佐賀支部の担当者は「信号機のない横断歩道を通過するときには歩行者がいないかを必ず確認し、もし確認ができない場合は減速して安全に通過してほしい。歩行者も、渡る際には手を挙げるなどして意思表示し、無理な横断はしないよう心がけ、運転者と歩行者双方が安全を意識することが重要だ」としている。【鈴木美穂】

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