団地の地ビール、世界的審査会で2部門受賞 福岡・宗像

団地の地ビール、世界的審査会で2部門受賞 福岡・宗像

インターナショナル・ビアカップ2021でブロンズ賞を受けた日の里団地発のビール

 福岡県宗像市の日の里団地の再開発エリアにある団地内で、市と連携協定する民間事業者が醸造する地ビール「さとのBEER」が、世界の5大ビール審査会の一つ「インターナショナル・ビアカップ2021」の2部門でブロンズ賞を受賞した。

 受賞したのは、宗像産の麦芽や県産甘夏を使った「甘夏ベルジャンホワイト」と、ばいせんした麦芽を多めに使った「アンバーエール」。ベルジャンはフルーティーな夏を感じさせるベルギービール。アンバーはコクと香ばしさのあるアメリカンスタイルのクラフトビールという。

 地ビールの醸造所は今年5月、日の里団地1階の1室を改造してできた「ひのさとブリュワリー」。醸造タンク2基を備え、宗像産の大麦を使った地ビールを製造し、瓶入りの「さとのBEER」(1本税込み700円)として販売している。

 事業者は「団地再生を知ってもらうよいきっかけになった。来年米国である世界最大のワールド・ビア・カップにも出品したい」としている。

 インターナショナル・ビアカップは日本地ビール協会主催で、毎年開催されるビール審査会では世界一古い歴史があり、今回は海外を含め8カ国からビール943品(うち海外347品)が出品された。【前田敏郎】

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