浴槽で3歳長男死亡 殺人容疑で母を逮捕 京都府警

浴槽で3歳長男死亡 殺人容疑で母を逮捕 京都府警

京都府警本部=石川貴教撮影

 2017年に当時3歳だった長男を殺害したとして、京都府警は22日、母親で無職の久木山佳代容疑者(37)=京都府宇治田原町=を殺人容疑で逮捕した。「息子を浴槽の湯に沈めて殺した」と容疑を認めている。

 逮捕容疑は17年11月24日午後6時〜6時半ごろ、当時住んでいた同府木津川市の集合住宅で、湯を張った浴槽内に長男永時(ながとき)ちゃんを沈めて溺死させたとしている。

 府警によると、久木山容疑者は当時、「子どもが溺れた」と自ら119番。救急隊が到着した際、永時ちゃんは浴室の洗い場で服を着た状態で倒れており、久木山容疑者が心臓マッサージをしていた。久木山容疑者は「浴槽の湯がたまるころ見に行くと、浴槽内に子どもが浮かんでいたので、洗い場に引き上げて通報した」と説明したという。

 永時ちゃんは搬送先の病院で死亡が確認され、府警は事件と事故の両面で調べていた。当時、永時ちゃんは保育園に通っていたが、虐待などの情報は寄せられず、17年時点で児童相談所から府警への相談もなかったという。

 事件当時、久木山容疑者が住んでいた集合住宅に入居する70代の女性は「以前、(久木山容疑者が)歯医者に子ども2人を連れてきた時に大変そうだったので『私が見てるよ』と抱っこしてあげたことがある。事故だと信じていたのに、殺されたなら本当にかわいそうだ。何か事情があったのだろうか」と話した。【藤河匠、中島怜子】

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