ドラマ「半沢直樹」秘話披露 脚本家・八津弘幸さんが講演 宇都宮

ドラマ「半沢直樹」秘話披露 脚本家・八津弘幸さんが講演 宇都宮

身ぶりを交え聴衆に語りかける八津弘幸さん=宇都宮市本町の県総合文化センターで2021年11月17日午後3時25分、棚部秀行撮影

 人気ドラマ「半沢直樹」や「おちょやん」「陸王」などで知られる栃木市出身の脚本家、八津弘幸さん(50)が17日、宇都宮市内で「連続テレビ小説・八津弘幸」と題して講演した。県立図書館などが主催する文芸講演会で講師を務めた。会場には80人が足を運び、ヒットドラマ制作の裏話などに聴き入った。

 八津さんはまず幼少から青年時代について振り返った。大学で演劇を学んだ八津さんは「人の書いた台本を読み、もっと自分で面白いものを書けると思った。卒業のころには脚本家になりたかった」と話した。

 テレビ局に出入りする送迎ドライバーから始まり、徐々に周囲に認められて、ドラマの脚本を任されるまでになったという。「半沢直樹」で世に知られるようになったのは42歳のころ。講演では、有名になったセリフ「倍返し」の誕生秘話や原作小説と脚本の違い、キャスティングのこぼれ話などを披露した。

 八津さんは「いかにお客さんに楽しんでもらえるかを考えています。一流の脚本家は一流のペテン師です」と語った。さらに「いつか栃木県を舞台にしたドラマができればいい」と述べ、会場を沸かせた。【棚部秀行】

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