東京都 飲食は8人以下に緩和、旅行割を再開 新コロナ対策公表

東京都 飲食は8人以下に緩和、旅行割を再開 新コロナ対策公表

東京都の新型コロナウイルス感染症対策本部会議を終え、報道陣の取材に応じる小池百合子知事=新宿区の都庁で2021年11月25日午後5時2分、黒川晋史撮影

 東京都は25日、新型コロナウイルス対策本部会議を開き、12月1日以降の新たな感染対策を公表した。感染状況が落ち着いていることから、感染防止対策を講じた認証店に限り1テーブル8人までの利用を認め、4人までとしていた制限を緩和した。忘年会や新年会シーズンを見据えて来年1月16日までの措置とする。非認証店には1テーブル4人の制限や、酒類提供時間短縮の依頼を続ける。

 また、都内観光を促進するため、政府のGoToトラベル事業の再開に合わせて都民を対象とした都内旅行の補助(都民割)を再開する。1泊5000円、日帰り1回2500円を補助し、計60万泊分、33億円を補正予算案に計上した。昨年10月に都民割を開始したが、感染状況悪化を受けて翌月に停止していた。

 このほか都は、国が示した医療逼迫(ひっぱく)の程度を示す5段階の新指標に沿って、感染対策を講じる際の新たな指標を決定した。1日の新規感染者数(7日間平均)が500人程度で、3週間後の病床使用率が約20%と見込まれる場合には、感染者が少ない「レベル1」から、警戒を強化する「レベル2」へ移行する。新規感染者数が約700人に増えた段階で都の独自の基準として飲食店への営業時間短縮などを要請する「レベル2・5」に上げるとしている。

 ワクチンの3回目接種については、都は独自に6カ所程度の大規模接種会場を設ける。無料のPCR検査を実施する方針も示し、健康上の理由でワクチンが打てない人向けに、来年3月までに約180万回の検査をするとしている。【黒川晋史、斎川瞳】

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