文科省、日大幹部を直接指導 元理事らの背任事件「説明不十分」

文科省、日大幹部を直接指導 元理事らの背任事件「説明不十分」

文部科学省=東京都千代田区で

 日本大の元理事らによる背任事件を巡り、末松信介文部科学相は26日の閣議後記者会見で、日大理事らを24日に文科省に呼び、事件についての説明責任を速やかに果たすよう改めて指導したと明らかにした。

 日大は、元理事らが背任罪で起訴された事件について、弁護士などでつくるチームが調査を進めていることをホームページで公表する一方、記者会見などの説明の場は設けていない。末松氏はこうした日大の対応について、「まったく十分な説明がなされていない」との認識を示した上で、「今後の状況を踏まえ、更に必要かつ厳正な指導を行ってまいりたい」と語った。

 文科省によると、24日に同省を訪れたのは、日大の理事1人と監事2人、調査チームの弁護士ら。「まだ事実関係の確認ができていない」などと従来の説明を繰り返したという。文科省は10月20日にも、日大に対して説明責任を果たすよう文書で要請している。【大久保昂】

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