京急、最後の「パタパタ」案内表示廃止へ 川崎駅設置、LEDに転換

京急、最後の「パタパタ」案内表示廃止へ 川崎駅設置、LEDに転換

京急川崎駅の「パタパタ」案内表示装置=京浜急行電鉄提供

 京浜急行電鉄は12日、京急川崎駅(川崎市)に設置されている同社路線で最後の「フラップ式」の列車発車案内表示装置(通称パタパタ)の使用を2月中旬で終了すると発表した。懐かしい装置の引退を惜しむ声もあることから、同社ではファンに思い出を残してもらおうと、特別ツアーや記念グッズの販売などを行う。

 「パタパタ」は、ボードに表示された列車の行き先などが回転して切り替わる装置で、京急では1986年12月25日に導入。視認性がよく、さまざまな表示が可能なことから最も多い時には主要な10駅で活躍してきたが、順次LED表示への転換が進んでいた。京急川崎駅ホームに残るのが最後の1台で、これも2月にLED式に切り替わり、約35年の歴史の幕を閉じる。

 パタパタの引退に合わせて実施する「ナイトツアー」は、終電終了後の2月5日未明に京急川崎駅で実施(抽選制)。仕組みの説明のほか、参加者のリクエストに応えたさまざまな案内を表示する。今はない種別「急行」や、ダイヤ改正でなくなった「三崎口・浦賀」(途中で列車を行き先別に分割)、過去に正月期間に乗り入れていた京成線の「金町」などの行き先を示す表示板が残っており、ファンにはたまらない組み合わせもできそう。パタパタをデザインした記念切符や、キーホルダーなどのグッズも販売する。【増田博樹/デジタル報道センター】

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