和歌山・水管橋崩落 部材の引き揚げ始まる 1月中に作業終了予定

和歌山・水管橋崩落 部材の引き揚げ始まる 1月中に作業終了予定

崩落部分の引き揚げが行われた六十谷水管橋=和歌山市で2022年1月12日午後1時41分、本社ヘリから加古信志撮影

 和歌山市の紀の川にかかる六十谷(むそた)水管橋の崩落事故で、水中に沈んだ部材の引き揚げ作業が始まり、12日、報道陣に公開された。沈んだアーチ部分(長さ約10メートル、重量5・8トン)を潜水士が水管から切り離し、台船のクレーンで引き揚げた。今後、水管の撤去・回収にも着手し、1月中に作業を終える予定。

 事故では7区間(全長約550メートル)のうち1区間(約60メートル)が崩落。総重量67トンの部材を撤去する必要があるという。作業は11日に開始。引き揚げた部材は船で岸に運び、切断した後、市内の加納浄水場に運ばれる。市は2月に開催予定の調査委員会で専門家に部材を見てもらい、原因究明を図る。

 また、市北部への送水は現在、近くの県道の六十谷橋に仮設した水道管に頼っている。市は水管橋を修復し、6月の通水再開を目指している。【松本博子、加藤敦久】

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