台風14号 京阪神のJR 全面運休は回避 ダイヤの乱れ続く

台風14号 京阪神のJR 全面運休は回避 ダイヤの乱れ続く

北陸方面への列車などに台風14号の影響が残る中、通勤や通学で駅を利用する人たち=大阪市北区のJR大阪駅で2022年9月20日午前8時16分、山田尚弘撮影

 台風14号は19日夜から20日未明にかけ、近畿地方に最接近した。19日昼以降、京阪神地区の全ての在来線で順次運転を取りやめたJR西日本は20日も京阪神発着の特急列車の運転を取りやめたほか、京都線や神戸線などの主要路線でも一部運休とするなどダイヤの乱れは昼ごろまで続いた。

 19日のJR西は約2500本に運休や遅れが発生。約64万5000人に影響が出た。20日は京阪神地区で始発からの全面運休は避けられたが、湖西線と姫新線、加古川線は一部区間で始発から運休した。湖西線は強風の影響で、姫新線は佐用―上月間で倒れかかった樹木が発見されたためという。

 JR大阪駅(大阪市)では20日朝、改札口のモニターに北陸方面への特急「サンダーバード」の運休や、各在来線の遅れや運休の状況などが表示された。

 奈良県の女性会社員(29)は、19日午後に名古屋市でアイドルのコンサートに参加し、夜に近鉄特急で大阪難波駅まで戻ったという。「奈良の自宅までの電車が途中までしかなく大阪市内の友人宅に泊まりました。大きな被害はなく一安心ですが、稲刈りなどのシーズンなので(台風が進行する新潟方面では)農作物への被害も心配です」と話した。

 兵庫県姫路市の男性会社員(61)は、通勤に使用しているJR播但線が運休した影響で、急きょ途中までバスを利用したという。「自宅には大きな被害はなかった。帰宅の時間には電車も通常通り動いてくれると思う」と話していた。【森口沙織、野原寛史】

関連記事(外部サイト)