根室でサンマ船水揚げ 今季最多356トン ようやく大ぶりも

根室でサンマ船水揚げ 今季最多356トン ようやく大ぶりも

台風14号の接近を前に帰港したサンマ漁船の水揚げ=北海道根室市の花咲港で2022年9月20日午前5時43分、本間浩昭撮影

 北太平洋の公海で操業していたサンマ棒受け網漁船が20日早朝、台風14号の接近に伴うしけを避けて北海道根室市の花咲港に帰港し、大型船32隻が水揚げした。水揚げ量は、これまで最多だった14日(203トン)の倍近い約356トンで、今シーズン最多を更新した。

 花咲港には台風を避けたサンマ漁船が次々に帰港。競りでは大ぶりのサンマが1キロ680円(消費税込み)を付けた。

 今年もサンマは不漁で、漁業関係者によると、はしりの漁では80グラム未満の小さなサンマが多かったが、ようやく90〜100グラム前後となり、中には120グラム以上のサンマも交じって脂も乗ってきたという。

 漁場は花咲港から東へ1000キロ前後の公海で、依然として遠い。漁業者の一人は「大きな台風なので、大事を取って戻って来た。20度近くあった水温が17度前後まで下がってきた。台風で海がかき混ぜられれば、水揚げも増えるかも」と期待を込めた。【本間浩昭】

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