警察庁長官、安倍氏国葬の会場視察 「私自身の目で確認」

警察庁長官、安倍氏国葬の会場視察 「私自身の目で確認」

国葬で首都高など大規模規制

警察庁長官、安倍氏国葬の会場視察 「私自身の目で確認」

安倍晋三元首相の国葬を前に会場となる日本武道館周辺を視察した警察庁の露木康浩長官(中央)=東京都千代田区で2022年9月21日午前10時39分、宮武祐希撮影

 27日に予定されている安倍晋三元首相の国葬を前に、警察庁の露木康浩長官は21日、会場となる日本武道館(東京都千代田区)周辺を視察し、警備現場を事前に確認する「実地踏査(実査)」をした。露木氏は「私自身の目で現場の状況を確認した。的確な警備を行えるよう引き続き尽力したい」と述べた。

 露木氏は、日本武道館周辺の道路や駐車場を回り、警察庁の担当者から説明を受けた。前日には、武道館内の状況も確認したという。

 安倍氏の国葬は海外の要人らを含め6000人程度が参列することになっている。露木氏は「多数の外国の要人が参列される点がこれまでの警備とかなり異なり、国際テロの脅威を考えなければならない」と指摘。過激派のほか、特定の組織に属さない「ローンウルフ(一匹オオカミ)」への対策の必要性も強調した。

 また、安倍氏の銃撃事件後、警察庁の関与を強化する新たな警護要則を制定して初めての大規模警備になることには「私自身が現場を実査するのもそうしたことの一環。全国警察が一丸となって、警戒の徹底に努めていきたい」と話した。

 安倍氏の国葬は27日午後2時から開かれる予定で、当日は会場周辺や首都高速道路で大規模な交通規制が行われる。【松本惇】

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