奈良先端大ら、認知症傾向をアバターとの質問応答から検出

奈良先端大ら、認知症傾向をアバターとの質問応答から検出

奈良先端大ら、認知症傾向をアバターとの質問応答から検出

AIを活用し高精度で認知症を早期発見

奈良先端科学技術大学院大学、大阪大学大学院らの研究グループは、コンピュータ画面に登場する人型のアバター(自分の分身となるキャラクター)と高齢者との質問応答から認知症傾向を高精度で早期発見する技術を開発しました。

システムはWindows PCで動作します。早期の認知症傾向を検出するための新たなアルゴリズムを提案したもので、アバターによる質問機能を備えているのが特徴です。アバターが高齢者に質問をし、応答から認知症傾向の検出を行います。質問は、アバターにより研究協力者24名(12名の認知症患者と12名の非認知症者) に投げかけられました。収録した高齢者の質問応答の様子から、「声、言葉、顔」の特徴を入力した機械学習モデルを構築し、9割程度で認知症と非認知症が区別できることを明らかにしました。

この技術を発展させることにより、高齢者が自宅などにいながら、日常的にアバターとの会話をしていくことで、早期に認知症傾向を知ることができ、早めの医療機関への受診に繋げていくことが可能となります。
研究成果は、2018年9月7-9日に神戸で開催される精神医学分野の国際会議WFSBP Asia Pacific Regional Congress at Biological Psychiatryで9月8日に発表されました。

(画像はプレスリリースより)

奈良先端大学、認知症傾向をアバターとの質問応答から発見 〜被験者の声、言葉、表情など反応の特徴を組み合わせて高精度で検出〜 早期に医療対応する道拓く可能性

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