東大、アルツハイマー病マウスの学習脳活動異常の視覚化に成功

東大、アルツハイマー病マウスの学習脳活動異常の視覚化に成功

東大、アルツハイマー病マウスの学習脳活動異常の視覚化に成功

ADマウスの覚醒時の脳活動を高性能fMRI装置で計測

東京大学大学院新領域創成科、久恒辰博准教授らの研究グループは、ADマウスを使用して覚醒時の脳活動を高性能fMRI装置で計測する研究を行い、ADマウスでは飲水行動が有意に高って衝動性が亢進。報酬学習や衝動性にかかわる背側縫線核の活動が、普通のマウスと比べて異常に高まっていることが示されました。

アルツハイマー病(AD)は、学習や記憶など認知機能が著しく低下する疾病であり、脱抑制や衝動性など行動異常も多くのケースで認められます。研究グループは、ADマウスを使用して覚醒時の脳活動を高性能fMRI装置で計測する研究を行いました。

アルツハイマー病の原因理解、早期診断技術の開発に寄与

MRI装置内でも遂行できる学習装置を開発し、マウスを訓練して光と水報酬の関係を学ばせるオペラント学習を学ばせました。ADマウスでは、飲水行動が有意に高まっており、衝動性が亢進。この際、ADマウスでは、報酬学習や衝動性にかかわる背側縫線核の活動が、普通のマウスと比べて異常に高まっていることが示されました。

本研究では、学習中のマウスの脳活動を全脳にわたり視覚化することに世界で始めて成功し、ADマウスの脳機能異常に関係して背側縫線核の活動が異常に高まっていることを発見しました。本研究の成果は、アルツハイマー病の原因の理解、並びに早期診断技術の開発に役立つ可能性があります。

詳しくは、下記外部リンクよりご覧下さい。

(文頭画像はイメージ、文中画像はプレスリリースより)

東京大学、アルツハイマー病マウスの学習脳活動異常の視覚化に成功

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