樋口直美さんの書籍『誤作動する脳』発売

樋口直美さんの書籍『誤作動する脳』発売

樋口直美さんの書籍『誤作動する脳』発売

体験を通して語られる「認知症」

「誤作動する脳」というタイトルからどのようなイメージを抱くでしょうか。「脳が誤作動するってどういうこと?」とお思いになられるかもしれません。

著者の樋口直美さんは、50歳の時に「レビー小体型認知症」との診断を受けました。レビー小体型認知症とは、日本ではアルツハイマー型認知症、脳血管性認知症の次に多いと言われている認知症です。レビー小体という特殊なたんぱく質が脳に現れて萎縮させます。

>>ユッキー先生の認知症コラム>第73回 レビー小体型認知症と診断されたら〜その経過と対策〜

認知症は、目に見えない病気です。特にレビー小体型認知症は、幻視や幻臭、幻味などの症状がみられるため、なかなか理解されない場合もあります。樋口さんは、ご自身に現れている症状と、本に書かれている症状が異なることに気づきました。

『『私自身、自分にどういう障害があるかは、“何かができなかったとき”に初めて気づくことです。そのたびに驚き、「これは一体どういう仕組み!?」と考え、文献など調べ……まぁ、おもしろがってもいます。』(「はじめに」より)』


樋口さんは、認知症と上手に付き合いながら、体験を通して私たちに認知症について教えて下さいます。ご本人だからこその説得力、言葉の重さを感じます。

認知症は、誰しもなりうる病気です。認知症ってどんな病気なの?と関心のある方、家族や知人が認知症の方、現在介護している方など、認知症の方を理解するための一冊になるはずです。

(画像は公式サイトより)

樋口直美さんのインタビューはこちら
>>レビー小体型認知症は認知症というより意識の障害
>>出版から1年経った現在の心境の変化とメディアを通じて伝えたい思いとは

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