吉村知事、法律あるなら東京との往来“禁止”を要請

吉村知事、法律あるなら東京との往来“禁止”を要請

今年の抱負を漢字1文字「希」で示した大阪府の吉村洋文知事(撮影・松浦隆司)

大阪府の吉村洋文知事(45)は4日、関西の政財界関係者が集まる年始恒例の大阪新年互礼会に出席した。

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、例年のパーティー形式を中止し、年頭のあいさつをインターネットで配信した。

互礼会終了後、取材に応じた吉村知事は、東京都など首都圏1都3県を対象に緊急事態宣言が発出された場合、「東京との往来自粛を強く要請していくことになる。もし法律があるのであれば禁止を要請したい。緊急事態宣言にはそういう意味がある」と厳しい表情で語った。緊急事態宣言は特措法に基づいて発令される。現行法は「お願い」ベースで罰則規定がなく、「強制力がない」として改正議論が進んでいる。

緊急事態宣言が出されている間について、吉村知事は「どうしても仕事という方もいらっしゃるでしょうが、なんとかそこはリモートワークでやっていただきたい。頻繁に行き来することがないようにしていただきたい」とした。

今年の抱負を漢字1文字で「希」と表現。「ちょっと字がぐちゃぐちゃになりましたけど」と苦笑いし、「希望の『希』です。コロナが非常に厳しい状況になっている。東京では緊急事態宣言か? という中での年明けになった。大阪も感染状況が厳しい中で、このコロナを乗り越えて、希望を持てる1年にしたい」と意気込んだ。

また国への緊急事態宣言を要請については「現状で、大阪は感染の急拡大をなんとか抑えられていると思う。今の段階で国に対して要請するつもりはない」と述べた。