松井一郎氏「努力に返事」異例時短要請後ろ倒し示唆

松井一郎氏「努力に返事」異例時短要請後ろ倒し示唆

松井市長 時短後ろ倒し示唆

松井一郎氏「努力に返事」異例時短要請後ろ倒し示唆

今年の抱負を漢字1文字「支」で示した大阪市の松井一郎市長(左)、「希」と表現した大阪府の吉村洋文知事(撮影・松浦隆司)

大阪市松井一郎市長(56)は4日、関西の政財界関係者が集まる年始恒例の大阪新年互礼会に出席した。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、例年のパーティー形式を中止し、年頭のあいさつをインターネットで配信した。

互礼会終了後、取材に応じた松井市長は大阪市内全域の酒類を提供する飲食店などを対象に、今月11日までの営業時間短縮について「大阪の場合は約8割が時短要請に協力していただいている。年末年始のかきいれ時に時短要請をかけた側としては、協力してもらった努力に対して返事をしなければいけない」と述べた。全国的に新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない中、12日以降も引き続き大阪市内での時短要請を延長した場合、現在は午後9時までとしている営業時間を午後10時まで可能とすることを示唆した。

異例の“延長”の根拠として、感染の状況を見る指標となる1人の感染者から何人に感染が広がるかを示す「実効再生産数」について「いま大阪は実効再生産数は1を切り、0・8。論理上、緩やかではあるが、数字の上では陽性者数は減っていく方向」と強調し、

「商売されている方は(実効再生産数の)1を下回ることを目標に協力していただいたのだろうと。いま1を下回った。『商売をできる環境をつくってよ』。それが協力していただいた方の思い。今度はわれわれがビジネスができる環境を作らなければいけない」と説明した。

松井市長と同席した吉村知事は「松井市長と協力しながら対策を取っていきたい」。8日にコロナ対策本部会議を開き、感染状況などを見極めた上で、判断する意向を示した。

また今年の抱負を漢字1文字で「支」と表現。「希望を持てるように住民のみなさんを支えていきたい。今年はこれに専念する」と話した。