田中船長、一番マグロ「幸先いいね」はえ縄で捕獲

田中船長、一番マグロ「幸先いいね」はえ縄で捕獲

最近の初競りでの1匹総額最高値

新型コロナウイルスの感染拡大が深刻な状況になる中、東京・豊洲の東京中央卸売市場で5日、初競りが行われた。

豊洲市場の一番マグロ(1キロ当たりの最高値)は大間産。第68幸福(こうふく)丸の田中稔船長(65)がはえ縄で捕獲した。初競りにギリギリ間に合う4日午前8時ごろ、大間漁港の約30キロ沖で取った。「引き上げるときに重たくて『やったな』と思った。脂乗りに間違いはない」と話し「やっぱり一番マグロは特別だ。1年の始まりで幸先はいいね」と笑顔をまじえた。

漁師歴は約50年。今回、最も重い235キロと2匹を送り出した。豊洲の初競りでは昨年まで、2年連続で億単位の値が付けられたこともあってか「船の借金返済と酒を飲んでしまえばおしまいだ」と、冗談交じりでボヤいていたという。