藤井2冠が開幕戦 B級1組昇格へ中村九段と対局

藤井2冠が開幕戦 B級1組昇格へ中村九段と対局

21年開幕戦を迎えた藤井聡太2冠(日本将棋連盟提供)

将棋の高校生プロ、藤井聡太2冠(棋聖・王位=18)が21年の開幕戦を迎えた。

第79期順位戦B級2組で中村修九段(58)との対局が6日午前10時、大阪市の関西将棋会館で始まった。藤井は同組で7勝0敗、中村は6勝2敗。各10局を戦う順位戦B級2組は今期25人が参加し、上位3人がB級1組へ昇級する。この対局で藤井が勝てば、他の棋士の勝敗次第でB級1組への昇級の可能性がある。

午前10時、お互いに深々と一礼し、対局を始めた。先手の中村は2六歩と飛車先の歩を突いた。藤井はいつものようにお茶を一口飲んでから飛車先の歩を突き返した。

順位戦は最上位のA級からC級2組までの5クラスに分かれて戦い、A級の優勝者が名人挑戦者となる。谷川浩司九段(58)が持つ名人獲得の史上最年少記録(21歳2カ月)を更新するには、今後の順位戦をすべて1期で昇級する必要がある。

昨年、藤井は7月に史上最年少で棋聖、8月に王位と、立て続けにタイトルを獲得した。21年7月19日が19歳の誕生日。21年度は棋聖戦と王位戦の防衛戦を控えており、名人戦を除く竜王戦、王座戦、棋王戦、叡王戦、王将戦で挑戦権を獲得する可能性がある。新たなタイトルを獲得し、「10代3冠」を達成できるかが注目される。

持ち時間は各6時間。夜には決着する見込み。