東京2447人感染「非常に危険」医療逼迫が悪化

東京2447人感染「非常に危険」医療逼迫が悪化

1都3県の緊急事態宣言再発令決定の会見を行う菅首相のニュースが流れる新宿歌舞伎町(撮影・浅見桂子)

東京都は7日、新型コロナウイルス新規感染者が2447人だったと発表した。2000人以上は初めてで、過去最多だった前日6日の1591人を大幅に更新した。都内全域で急速に感染が拡大しており、専門家は都の医療体制を「このままの状態だと、非常に危険な状態」と警告するなど、依然として医療体制崩壊危機が続いている。

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都内での感染急拡大が続いている。新規感染者数の過去最多更新は2日連続。昨年大みそかに初めて4桁となる1337人が報告されたが、わずか1週間で2000人を超えた。都によると、7日の新規感染者のうち、世代別では20代が666人と多く、20〜40代が66%と半数以上を占めた。

この日、都は今年に入って初めての新型コロナウイルス感染症モニタリング会議を開催。都の感染状況及び医療提供体制は前回の会議に続き、警戒レベルが最も深刻なレベル4の「感染が拡大している」(赤色)を維持した。一方、前回よりも感染状況や医療提供体制の分析数値はすべて悪化しており、専門家は「通常の医療が逼迫(ひっぱく)する状況はさらに深刻」と強い懸念を示した。

6日時点の入院者数は3090人で、最大確保病床数の77・3%と深刻な状況が続いている。専門家は現在の増加比約132%が2週間継続すると、1日あたりの新規陽性者数は約1793人になると分析。「入院率が変わらなければ2週間後を待たず、確保する病床4000床を超える可能性もあり、医療提供体制は破綻の危機にひんする」と強調した。

今週の感染経路不明者数の割合は約67%で前々週59%、前週62%と上昇傾向が続く。無症状の新規感染者は17・9%だった。専門家は「都内全域で急速に感染が拡大しており、日常生活の中で感染するリスクが高まっている」と指摘した。

全療養者数も増加傾向が続き、前回12月29日時点の7652人から1月6日時点で1万2431人と大幅に増加。そのうち、自宅療養者は前回2768人から4901人、入院・療養等調整中が前回1492人から3516人と著しく増加した。小池百合子知事は多摩地域で実施している自宅療養者への食料品提供を今後、都内全域に拡充する方針を示した。また、都民にテレワークの徹底などをあらためて呼び掛けた。