双子パンダ公開は3日間のみ、コロナ感染拡大で上野動物園など臨時休業へ

双子パンダ公開は3日間のみ、コロナ感染拡大で上野動物園など臨時休業へ

昨年12月27日に撮影された上野動物園の双子のジャイアントパンダ。左が雄のシャオシャオ、右が雌のレイレイ。187日齢(東京動物園協会提供)

新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、東京都は7日、対策本部会議を開き、上野動物園など都立の施設を11日から31日まで休園・休館することを決めた。

12日から予定されていた双子のジャイアントパンダの一般公開については、観覧抽選結果が発表されている12〜14日の3日間だけ、各日2時間、当選者に限ってパンダ母子の観覧のみを実施する。

上野動物園は6日午後から観覧抽選サイトを一時休止。7日には、6日に予定していた15〜21日観覧分の抽選結果発表と、7日から始める予定だった22〜28日観覧分の抽選申し込み受け付けは実施しないと発表した。今後の観覧抽選については、再開園が決まり次第、知らせるとしている。同園は20年12月からの約半年間にも臨時休園。再開園後の昨年6月23日に誕生した雄のシャオシャオと雌のレイレイは公開が待望され、12〜14日分の観覧抽選の倍率は平均348倍に上っていた。かわいい盛りだが、再びの感染拡大で、多くのファンには対面がしばらくお預けとなった。

都がまとめたオミクロン株の急速拡大に伴う緊急対応策では、都立施設をスポーツ施設、図書館、都立公園などを除き原則、休館とする。多摩動物公園、葛西臨海水族園、神代植物公園、都庁展望室、江戸東京たてもの園などが対象。美術館、博物館の企画展、劇場・ホールの公演などは対象外とされた。

都はまた、認証した飲食店に求めている1テーブル8人以内の人数制限を、4人以内に変更することを決めた。オミクロン株感染者全員を原則入院としていた対応も、病床逼迫(ひっぱく)の恐れから見直し、軽症や無症状者は原則宿泊療養とする(事情ある場合は自宅療養も可)。小池百合子知事はこの日の定例会見で「オミクロン株の特性に応じた対応方針の見直しを、国にも要望している」と話していた。