吉村府知事が緊急事態宣言要請を決意「最後の手段」

吉村府知事が緊急事態宣言要請を決意「最後の手段」

緊急事態宣言の発出の要請を決めた大阪府の吉村洋文知事(撮影・松浦隆司)

大阪府は8日、新型コロナウイルス対策本部会議を開き、政府に対し緊急事態宣言を要請することを決定した。大阪府の吉村洋文知事(45)は「首都圏と同様の対策を今の時点で取るべきだ」と述べ、「緊急事態宣言は最後の手段」と強調した。

府内では7日の1日当たりの感染者数として過去最多となる607人の感染を確認。6日の570人に続き、過去最多を更新した。4日の段階では緊急事態宣言の要請は必要ないとしていたが、急転した理由に「560人と一気にガラスの天井が突き抜け、翌日も600人を超える報告を受けたこと。さらに首都圏の東京が2400人を超える事実があった。ステージが変わったと判断した」と説明した。

近畿地方などの12自治体でつくる関西広域連合は関西圏で感染者数が急増した場合、人口が多い京都、大阪、兵庫の3府県で協議した上で発令を求める方針を既に確認している。この日、京都府は対策本部会議で、政府に緊急事態宣言の再発令を求めることを決定した。兵庫県も同日中に会議を開催する。

吉村知事は「3府県の判断を踏まえ、国との協議に入りたい」。9日にも共同で政府に発令を要請するとみられる。