東京都医師会の尾崎会長「予測よりも急速に感染拡大」オミクロン株主流警戒

東京都医師会の尾崎会長「予測よりも急速に感染拡大」オミクロン株主流警戒

東京都医師会の尾崎治夫会長は年頭の会見で新型コロナウイルスの感染急拡大に警鐘を鳴らした(撮影・大上悟)

東京都医師会は11日、新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、尾崎治夫会長が「オミクロン株が主流になって、かなり我々の予測よりも急速に感染拡大が起きている」と現状に警戒感を示した。この日、都内の新規感染者数は962人で前日10日の871人から増加し、151人が確認された4日から1週間で約6・4倍の数字となった。

また尾崎会長はオミクロン株について「何よりも心配しているのは感染力が強い。職場とかで感染が起きると周りの方が相当感染してしまう。沖縄でもベッドはあるが、医療従事者の方が休まざるを得ないということで医療体制がひっ迫する」と指摘した。

この日の会見で松野博一官房長官が、東京都と大阪府に対して現時点での「まん延防止等重点措置」を適用する状況にはない、との認識を示した。尾崎会長は飲食店などでの酒類提供については「従来通りのように一律、何時までとかアルコール(の提供)を止めるとかより、検査体制が整って来たので、個人個人が予防しながら動く時には検査をして陰性を確認する。そちらにシフトしていくのが大事」と、現時点では柔軟な対応を求めた。【大上悟】