末松則子鈴鹿市長「カズダンス楽しみ」F1聖地、サッカーでも町おこし

末松則子鈴鹿市長「カズダンス楽しみ」F1聖地、サッカーでも町おこし

21年12月、「JAPAN ALL STAR 2021」でゴールを決めカズダンスをするカズ(中央手前)

Jリーグ横浜FC・FWカズ(三浦知良、54)の日本フットボールリーグ(JFL)鈴鹿ポイントゲッターズへの期限付き移籍が決定した11日、クラブの地元三重県鈴鹿市も沸いた。末松則子市長(51)は「心から歓迎いたします。三浦選手がピッチで躍動し、ゴールを決め、カズダンスを披露してくれることを楽しみにしています」。昨季はあと1歩でJ3昇格を逃しただけに「長年の実績と経験が、三重県初のJリーグ昇格へと導いていただけることを願っています」と、勝利へ直結する得点量産に期待を寄せた。

サポーターも、兄三浦泰年監督との兄弟タッグ結成を待ち望んでいた。サポーターズクラブ「VictoryCross(ビクトリークロス)」の大山隆弘代表(38)は、「すごいことになった。日本代表、海外の経験、プロとしての姿で、クラブ、選手、サポーターに影響を与えてほしい」と願う。これまでもJクラブから加入した選手の影響力を感じていたが、格の違いを強調。「一皮むけたクラブにしてほしい。Jリーグに入るためには観客数も3000人以上集めることを目標にしていかないといけない。クラブを知ってもらえたり、新たなサポーターが来てくれたり、まわりからの見る目も変わってくると思う」。コロナ禍で大声での応援が解禁されるかはわからないが、コールリーダーを中心に、新たなカズの応援歌を検討する可能性もある。

市内の鈴鹿サーキットはモータースポーツの聖地として有名。カズの加入で、さらなる町おこしも期待される。市のスポーツ課担当者も「レジェンドの方に来ていただいたので、市民と一緒にサッカーも観光も盛り上げていきたい」。来年完成予定の新スタジアム計画も進んでおり、カズをJ伝道師として迎え入れる。【鎌田直秀】

<工場地区に事務所>

鈴鹿ポイントゲッターズにはクラブハウスがなく、クラブの運営会社アンリミテッドの所在地は、鈴鹿市住吉4丁目。鈴鹿サーキットから北に2キロ、自動車工場や倉庫などの広がる地区の一角で、アンリミテッドが運営するフットサル場として開放されている。