【順位戦】藤井聡太4冠が千田七段と対局 勝てば上位陣の結果でA級昇級も

【順位戦】藤井聡太4冠が千田七段と対局 勝てば上位陣の結果でA級昇級も

対局に臨んだ藤井聡太竜王(右)(日本将棋連盟提供)

将棋の最年少4冠、藤井聡太竜王(王位・叡王・棋聖=19)が最上級のA級昇級を目指す第80期順位戦B級1組11回戦、千田翔太七段(27)戦が13日午前10時、大阪市の関西将棋会館で始まった。

藤井はここまで8勝1敗と単独首位、千田は7勝3敗と暫定3位。昇級2枠を争う直接対決となる。藤井が勝てば、上位陣の結果次第では、A級昇級が決まる可能性がある。

先後は事前に決まっており、先手の藤井はいつものようにお茶を一口飲み、心を落ち着かせてから、2六歩と飛車先を突き出した。千田は8四歩と飛車先の歩を突いた。戦型は相掛かりに進んだ。

両者の対戦成績は藤井の4勝1敗。藤井は前期B級2組を10連勝して昇級、前々期もC級1組で10連勝で昇級している。18年度の第77期のC級1組で近藤に敗れ、この期だけ昇級はならなかった。

B級1組は実力者が名を連ね、「鬼の住処(すみか)」の異名を持ち、13人が所属。総当たりで戦い、上位2人がA級に昇級する。 順位戦は最上位のA級からC級2組までの5クラスに分かれて戦い、A級の優勝者が名人挑戦者となる。藤井が谷川浩司九段(59)が持つ名人獲得の史上最年少記録(21歳2カ月)を更新するには、今期のB級1組を1期で抜け、さらにA級1期目で挑戦権を獲得し、名人のタイトルを奪取する必要がある。

持ち時間は各6時間。13日夜には決着の見込み。