JR東海道線「御厨駅」開業、静岡県19年ぶり新駅

JR東海道線「御厨駅」開業、静岡県19年ぶり新駅

14日に開業した御厨駅の北口と隣接のロータリー。北口と南口は自由通路でつながっている

磐田市内のJR東海道線で、御厨(みくりや)駅が14日に開業した。県内区間では19年ぶりの新駅。袋井駅と磐田駅の間に位置し、30年余り前に地元住民の請願で設置が決定していた。駅名は所在地の旧御厨村に由来する。

地元企業のヤマハ発動機は、磐田市とネーミングライツ(命名権)契約を結び、北口広場を「ヤマハ発動機レヴズサークル」と命名。モニュメントを設置した。レヴ(Rev)とは、わくわくさせる、高ぶらせるという意味。ヤマハスタジアムへの最寄り駅となり、距離は約1・5キロ。徒歩20分ほど。J2磐田のホーム試合日は、直行バス(有料)が運行される。

開業日の早朝、記念の日付入り切符を買い求める数十人が並んだ。土曜日で通勤通学の利用が少なく、大きな混雑はなかった。地域住民や鉄道ファンが駅舎を見学したり、写真に収める光景が続いた。

息子(4)と真新しい駅舎をのぞきに来た近くの主婦(34)は「子どもが大きくなったら、少し遠方の高校や大学も通学範囲になりますね」と喜んだ。浜松市の男性会社員(68)は「サークルの『歩く会』で、御厨駅拠点でコース設定できる」と話し、周辺の古寺などを調べていた。【倉橋徹也】