小池都知事、五輪延期容認の首相発言「そのとおり」

小池都知事、五輪延期容認の首相発言「そのとおり」

東京都の新たな対応方針について会見する東京都の小池百合子知事(中央)

東京都の小池百合子知事は23日、都庁で会見し、この日の参院予算委員会で安倍晋三首相が東京オリンピック(五輪)・パラリンピックの延期を容認する意向をにじませたことに対し、「私もそのとおりと考えている」と述べ、開催都市の長として、首相の方針を追認する考えを示した。

首相が16日のG7テレビ電話会議で「完全な形」での大会実施に触れたことが「1つの突破口になって、ここまで進んできたのではないか」とも指摘した。

自身の「延期論」に対するスタンスについては、明言しなかった。

国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が、今後4週間以内に結論を出すとしていることに、遅すぎるのではないかとの指摘がある。それを問われると「実際に準備をする上で、競技も会場もたくさんある。付随する課題は山積みだ」とした上で「課題に対し、これくらいかかるのではないかという判断だと思う。延期がどうかということについては、それらをひっくるめて判断されるのではないか」と述べ、4週間は、さまざまな調整に必要な期間との認識を示した。

また「大会にかかわっているステークホルダー(利害関係者)はたくさんいる。東京都はいちばん重要なステークホルダーだろうと思う。東京都の意見も述べていきたい」と、強調した。