「ダイヤモンド・プリンセス」離岸、5月ツアー再開

「ダイヤモンド・プリンセス」離岸、5月ツアー再開

ダイヤモンド・プリンセス(2020年2月10日撮影)

新型コロナウイルス集団感染が発生したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」が25日、停泊していた横浜港を離岸した。

厚生労働省による検疫や、船内の消毒作業などを終えた同船は5月16日に神戸港を出発するクルーズツアーから運航を再開する。

「ダイヤモンド・プリンセス」は今月上旬から船内清掃と消毒作業が開始されていた。運営するプリンセス・クルーズによるとタオル、枕、寝具、マットレスなどはすべて処分され、新品に交換されたという。

再開第1弾は5月16日に神戸港を出発し、四国〜広島〜宮崎を経て韓国(釜山)を巡る8日間のツアーで正規料金は1人51万1300円(スイート)から14万7000円となっている。同船のツアーは5月だけで神戸港から沖縄を経て台湾を巡るものなど、計6ツアーが予定されている。

乗客乗員約3700人の同船は2月3日に横浜港へ寄港してから、次々に感染が確認され、これまでに感染者712人、うち死者は10人に上った。ツアーを取り扱う大手旅行会社では「お客様からのお問い合わせは、これからだと思いますが、イベントが自粛される中で積極的に売るというイメージでは…」と、言葉を濁していた。【大上悟】