鳥取県知事 県内の聖火リレー縮小へ「大筋合意」

鳥取県の平井伸治知事は1日の会見で、県内で実施する東京五輪の聖火リレーについて、全体の7割ほどでコースや内容を見直し、経費も2〜3割削減する方向と明かした。組織委員会との交渉状況について「縮小の方向で大筋合意できていると思う」と話し、来週にも最終案をまとめたい考えだ。

同県の聖火リレーは5月21、22日に19市町村で予定。平井氏はコロナの感染拡大を受けて見直しを表明し、組織委員会と交渉してきた。会見では「東京の目線で金太郎飴よろしく同じような事業をやり、多額の金を使うなら、地域にあった工夫をし、浮いたところ(予算)はコロナ対策に使う方が、リレーをみんなで応援しようという気持ちにつながるのでは」などと理由を説明。また「第4波に入ってきており、感染症対策をしっかり考えなければならない。人が集まりやすいことをやることが、いいのだろうか」とも話した。

その上で、スポンサーの車列について「必要最小限にしてもいいのでは」としたほか、コースや、イベントなど華美な内容の見直しなどを検討しているという。走者については「市民ランナーは走りたいだろうし、周りの人も支えている。有名人をたくさん集めてというより、市民ランナー主体の愛情のこもったリレーでいいと思う」とし、市民ランナーは全員に走ってもらう考えだ。