人気の米双子ユーチューバーが銀行強盗でっちあげ

過激動画を撮影するためにうその銀行強盗をでっちあげた、若者に人気の米双子ユーチューバーのストークス・ツインズことアラン・ストークスとアレックス・ストークス両被告(23)が先月31日、暴力、脅迫、詐欺などによる重罪とうその監禁事件を通報した罪に問われていた裁判で有罪を認めて収監を免れた。

2人は2019年10月にカリフォルニア州オレンジ郡で全身黒ずくめの服装にスキーマスクを着用して現金が詰まったと見せかけるカバンを抱えて逃げるふりをする動画を撮影し、手配した配車サービスの車に乗り込もうとした。

怪しんだ運転手が乗車を拒否したものの、駆けつけた警察官が運転手も仲間だと思って銃を突きつける騒動に発展した。

米メディアによると、その時はいたずらだったことが判明したために厳重注意のみで逮捕されることはなかったものの、2人はその直後にも再び同様のいたずらを仕掛けてYouTubeに投稿したことから逮捕されたという。

最大で5年間の禁錮刑が言い渡される可能性があったが、有罪を認めて160時間の社会奉仕活動を行うことで執行猶予になったと米バラエティー誌などが伝えている。問題の動画はすでに削除されている。

2人は登録者数が600万人を超える人気YouTubeチャンネルを運営しているが、近年は登録者数を増やすために過激な行為を繰り返すなどの迷惑行動が社会問題になっており、検事は「場合によっては誰かが負傷したり、殺されたりする可能性もある犯罪だ」として厳しい処罰を求めていた。

米国では今年2月にも、YouTubeに投稿するためにいたずらで強盗を行った男性が誤って射殺される事件が起きており、判事は2人に犯罪行為のいたずら動画の制作をやめるよう命じたという。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)