菅首相と西村大臣の認識にずれ、対策意思決定に懸念

菅首相と西村大臣の認識にずれ、対策意思決定に懸念

首相と西村大臣の認識にずれ

菅首相と西村大臣の認識にずれ、対策意思決定に懸念

菅首相(2020年9月撮影)

政府が昨年4月7日に初めて緊急事態宣言を発令してから1年を迎えるが、菅義偉首相と、西村康稔経済再生相の現状認識のずれも明らかになっている。

6日の参院内閣委員会で西村氏は新型コロナウイルスの感染拡大について「必ず波は起こる。ゼロにはできない。何度でも起こる。次の波が来ている」と、第4波であるとの認識を示した。

一方で菅首相は、前日5日の国会答弁で「現時点において、第4波といった全国的な、大きなうねりとまではなっておりませんが、政府としては強い警戒感を持って対応することが必要」と、明確に否定した。政府のコロナ対策で両輪を担う2人の認識の相違は、コロナ対策の意思決定に大きな懸念材料となりそうだ。

立憲民主党の福山哲郎幹事長も会見で「国会答弁等を見ても危機感が伝わって来ない。総理や西村大臣との認識も微妙にずれている」と厳しく批判した。【大上悟】