紙幣刷新の電撃発表で忖度問題そらし「早すぎ」の声

紙幣刷新の電撃発表で忖度問題そらし「早すぎ」の声

安倍晋三首相(2019年2月10日撮影)

政府が、24年度上期にも紙幣のデザインを一新することに関し、実施の5年前に発表されたことに、「早すぎるのではないか」との声が出ている。

前回04年11月の刷新の際に発表されたのは02年8月で、約2年前。ある野党関係者は「忖度(そんたく)問題が拡大する中、電撃発表で、忖度の話題をそらしたいのではないか」と、いぶかった。安倍首相の自民党総裁の任期は21年9月。4選されない限り、新紙幣が流通し始める時期はポスト安倍政権の時代。「新元号に続き、20年に1度の紙幣デザイン刷新を安倍政権で発表したかったのでは」との推測も聞かれた。万全な準備はもちろん必要だが…。