弘中弁護士、ゴーン妻証人尋問は「無罪主張につながる」

弘中弁護士、ゴーン妻証人尋問は「無罪主張につながる」

証人尋問を終えたカルロス・ゴーン容疑者のキャロル夫人を乗せたとみられる車(撮影・村上幸将)

会社法違反(特別背任)容疑で再逮捕された日産自動車の前会長カルロス・ゴーン容疑者(65)の妻キャロルさん(52)が11日、東京地裁に出頭し、初公判前の証人尋問を受けた。

弁護団の弘中惇一郎弁護士(73)は証人尋問後、報道陣の取材に応じた。「無罪主張という立場を補強できる証言内容だったか?」との問いに「単純なケースではないので何とも言えませんけども、そういう方向につながると我々としては確信しています」と答えた。一方で、証言内容の詳細については「(検察の)捜査のための尋問なので、立ち会った弁護士が中身を言うことは出来ません」とだけ答えた。

弘中弁護士によると、証人尋問は検察側は4人で、1人が主に質問し、もう1人が補助的な質問をし、弁護人からも必要な尋問はした。法廷通訳が1人ついたというが、通訳の仕方が良かったか、というやりとりもあったという。

キャロル夫人の様子について聞かれると「大変、緊張しているし、証言が終わった時は、かなりお疲れの感じでしたね」と明かした。その上で「それは、そうでしょう。だって昨日、来たばっかりで、今日、証言ですから… 誰がやったって疲れると思います」と、キャロルさんが前日10日に再来日したことを明かした。【村上幸将】